第16章 なにがしんどいって……

派遣でいちばんしんどい時間は
「なにやっていいかわかんない時間」
これが多分にあったりする

聞いたら怒られるし
聞かなくても怒られる

あたふたあたふた
なんかやってるフリする

指示してくれるヒトは
どこにいるのだろうか……

よく「窓際族」なんて言って
一日中会社で座ってるだけの
おじさんがいるらしくて
座ってるだけでお金もらえるから
いーじゃんなんて思ってたけど
じぶんの人生の時間が
なんの意味も無い時間に
なってしまうのは辛いってのが
わかるようになった……

なんとかまともな仕事
くれないかなぁ……

第15章 こころ ヒト

心がパンクしそうだったので
少しお休みしました

お友達に会って会話してると
泥水の中の沈殿したヘドロみたいなのが
浄化されるみたいで
たくさん救われます

たいへんなのはじぶんだけじゃないし
思いを共有することって
大事だなと思いました

うまいもんが食いたい……

第14章 しゅーかつの階段の踊り場

夜勤やめて昼間に働くようになってから
仕事終わりにアイドルのリリイベに
ふらっと立ち寄る

なんてことができるようになった

アイドルはかわいいし
やさしいし
じぶんに笑顔を振りまいてくれる

その日いちにちの嫌なことや
この先の不安なんて
一気に払拭して
晴れやかな現在を魅せてくれる

風神の如く
芭蕉扇のように……

第13章 なんの仕事すればいいの!?

なんとか
工場でブチ切れられながら
生活費を稼ぐため
ボロ雑巾のように働いているんだけど
就活がまったく進んでいない……

特にやりたいこともないし
座り作業だから
事務とかコールセンターで
探してるんだけど
誰に話を聞いても
大変さとかしんどさとかで
苦言しか聞こえてこない

でも 他にやれることないし
他のだれかにできるなら
じぶんにだってできるはずだし
肉体作業よりはずっっっと
マシだと思うんだけど
どうなんだろうか……

はよ 定まった仕事したいよ……

第12章 ここは経済大国か!?

しんどすぎて
なにかする余力が無い

たまる洗濯物
たまる食器

疲労疲労疲労

長い距離移動して
こんなにがんばって働いてるのに
薄給中の薄給

はら減りすぎて
いつもより食うから
食費かかるし

豊かな国とは
到底思えない……

第11章 カネが無い

とにかく
単発の派遣のバイトなんて
ろくなもんが無い……
ほんとに無い……

東京の端っこから
さらにバスで遠くの工場に飛ばされて
応募した内容と違う作業を
させられる……

文句があるなら
応募するなといったところだ……

会うヒトは毎回
派遣のバイト2回目3回目
ばっかし……

あほらしくて
続けないんだろうな……

ぼくもとりあえず
1、2ケ月の短期でのバイト探しに
切り替えたい

第10章 あたまクルクル

契約社員か正社員で
しごと探してるんだけど
調べて応募しようとしたら
けっきょく人材派遣会社に
登録しなきゃいけなくて
二度手間……

おかね無くて
バイトしまくらなきゃいけないのに
そんな登録会ばっかり
行ってられないんだけど……

めんどくさくさくさ……